|
 |
 |
 |
 |
 |
大志とその実行力を持った
人間を増やそう!! |
 |
日本が世界をリードする先進国に上り詰め、早20年。20年前に比べると現在の世界情勢は劇的に変化し、国家間におけるヒト・モノ・カネの流動性はグローバル化の進展に伴い急速に高まりました。BRICsを初めとする新興国の著しい成長、IT産業の勃興、クローンやiPS細胞の発見に代表される生命科学の急進など、世界の変化のスピードも加速の一途をたどっています。しかし同時に、化石燃料の枯渇、地球温暖化、人口問題、金融危機による世界同時不況など、現在、世界はかつて経験したことのない様々な地球規模の問題に直面しています。Thomas L. Friedmanの言葉を借りるまでもなく、まさに地球は「平ら」になったのです。「平ら」になった地球上でダイナミックに揺れ動くさまざまな変化、一歩間違えれば全人類的な危機につながりかねない諸問題に、我々21世紀を生きる者は迅速かつ的確に対応していかねばならないのです。
歴史を紐解いてみると、このような激動の時代には必ず強力なリーダーが必要とされてきました。2008年アメリカ大統領選に象徴されるように、今時代は大きな変革の時期を向かえ、社会は大きな志とそれを実行する力を持った優れたリーダーを必要としています。 そんな中、日本では官民問わずリーダーの不在が叫ばれて久しくなります。日本の最高学府である東京大学においてすら、真の意味で世のリーダーたるための教育などほとんどなされておりません。相も変わらず過去の成功体験に固執し、変化に対応した先見的な行動の足を引っ張るこの国の体質は、危機を危機と認識できる人材さえ自ら潰そうとしているように思えてなりません。
そんな日本にあって、日本のみならず世界のことを真剣に考え、激動の時代を先導しうる能力と気概をあわせもった若者を一人でも多く世に送り出したい。彼ら、彼女らが切磋琢磨し、将来羽ばたく礎を築く場を提供したい。LIPという会は、そんな思いから2007年度にスタートしました。 |
|
|
|